ハンターシリーズ イラストギャラリー

その7

「いや、その話は後で。それよりあんたに頼みがある」
 りくは、ある意味興味深い話を断ち切り、頭を下げた。
「ケーキの作り方を教えて欲しいんだ」
 そして華代のことを友達と称しつつ、説明をした。
 つまり、午後三時までにケーキを仕上げねばならないということを。  
「ほう。友人にケーキを、か。だが難しいな。あれは素人が作るには少々酷だ」

ハンターシリーズ 33
『可愛いティラミスは、いかが?』

作・てぃーえむ

イラスト:とうこさん



ハンターイラストギャラリー
水野さん&沢田さん



小笠原空馬さん



「……次はこいつだ」

 ボスはそう言って、一枚の写真を彼の目の前に置いた。
「そういうことで、よろしく頼むぞ、8号」
「はい」

「五番目の男」 より
作・真城 悠

イラスト:畑野祐夏さん


ハンター38号
・空 魅夜子

名前は華代ちゃんのアナグラム。本来、組織の正式メンバーではないらしい。
何か、華代ちゃんの所属するセールス会社のアフターケア課の所属……
見たいな事を最初に考えていた。
華代ちゃん自身、何人も存在が確認されている(!?)のだから、こんなキャラがいてもいいかなぁっておもって造った。
彼女の行動は、華代ちゃんによって変えられた被害者を、さらに変身させるためにある……


イラスト:菊さん


 改めてノックをすると、しばらくしてドアが開いた。
 中から現れたのは、青みかかった緑の瞳をもったショートカットの美少女だった。
 丈が短めの黒色ワンピースに白のニーソックス。胸元にはリボンとエメラルドのブローチがあしらってある。似合わぬコートさえ着ていなければ、深窓のお嬢様に見える。
 浅葱千景。ハンター本部の居候で、ボスがどこからか連れてきた少女だ。『翠碧の名探偵』の名で有名な、探偵女子中学生である。ただし、今は不登校中。いろいろと理由があるらしいが、詳しいことはボスしか知らない。 
「ごきげんよう、いちご。それとりく。朝から何用か?」

ハンターシリーズ 33
『可愛いティラミスは、いかが?』

作・てぃーえむ

イラスト:とうこさん



 数秒後、かかっていた鍵があっけなく外され、誰かが入室してきた。
 七瀬は銀の瞳が持つ力で、侵入者を視た。

「!?」

イラスト:高野透(旧名:ムクゲ)さん
ハンター・シリーズ35
『ななちゃんレポート「体育大会」』より 
作・てぃーえむ