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ハンターシリーズ088『イルダさんの小ネタ集』 タイトル画制作:ELIZA    

ハンターシリーズ088
『イルダさんの小ネタ集』

作・タイトル画  ELIZA
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【混んでいる時は便利】

  1号「そんな格好で、トイレとかは大変じゃないのか?」

 49号「私はそのようなことは致しません。
     …少し失礼します。」

  1号「(なんだ、トイレに来ているじゃないか。)」

 49号「さて、と…」

入田利康「確かここのトイレは左が男子用だったな。
     ややこしいんだよ、ここのトイレは…」

  1号「(唖然)」

 

*お風呂や水泳のときも同様です。


【驚愕の事実】

  ボス「君用の制服を作りたいから、スリーサイズを申告してくれ。
     君が入田利康君で身体検査を受けたためにデータがないんだ。」

 49号「スリーサイズはよく判りませんが、ウエストは20インチをコルセットで18インチに締めています。」

 

*メートル法に直すと、「50.8cmを45.72cmに締めている」となります。


【変身能力があるので】

柚木陽介「よし、心理テストを始めるぞ。」

 49号「誰で受ければいいですか?」


【手出しできない】

柚木陽介「あまりに周りに迷惑をかけると、華代効果相殺機で元に戻すぞ。」

 49号「その場合、華代被害者を元に戻すことができる『永続魔法除去』の呪文が使えなくなりますが、それでもいいですか?」


【神業】

浅葱千景「…何をやっているのですか?」

 49号「64号さんから借りた「ムーンリットメイデンざくろ」を『解読』しているのですが…
     何でこんなに字が小さいのでしょう! ルーペを使っても目が疲れます。」

浅葱千景「いや、DVDって、そうゆう風に読むものではないから…」


【好きな理由】

 49号「64号さん、「ムーンリットメイデンざくろ」のDVDは面白かったです。」

 64号「師匠、師匠のお勧めのDVDは何ですか?」

 49号「そうね…この前立て続けに見たインドの恋愛映画にはいい作品が多かったけど。」

 64号「何が面白かったのですか?」

 49号「これはこういう人たちだ、と割り切れれば、いやらしすぎずいい感じなのよ。」

 

*普通インドの映画では、(キスでもタブーになるので)「ラブシーン」は男女が見つめ合うだけです。


【学問は別】

  5号「人のことを変態呼ばわりしながら、そういう本を読んでいるんだ。」

 49号「これは医学書です。これで劣情をおこすあなたの方がよほどの変態です。」


【これだけは無理】

  1号「…なんでこんなに締めるんだ?」

 49号「殿方のあなたには、解らないかもしれませんね、はぁ、はぁ。」

  1号「そういや、何で魔法で締めないんだ?」

 49号「コルセットを、締めるときは、苦しくて、精神集中が、できません。」


【キャラクターシートの入手法】

 49号「今日は『スフィンクス』の更新日でしたね。今週の記事は…
     「『乱数サイ系』のための神道ルール」、これは64号さんの為にプリントアウトですね。
     後は…「SF世界のためのロボット家電(『乱数サイ系』用)」、これです!
     …これらをプリントアウトすればロボット家電になれますね。」

 

1時間後

 

 49号「『乱数サイ系』で巫女のPCを使えるようになる公式ルールを見つけてきました。」

 64号「師匠、ありがとうございます!
     で、キャラクターシートですが、ボクとみこさんの分を書き上げました。
     どうぞ、お使いください。」

 49号「では、交換ですね。」

 

*スフィンクス…会員専用のWEB週刊誌。TRPGの記事が中心。

 乱数サイ系…TRPGのシステムの1つ。


【キャラクターシートの記入事項】

*この話は、ハンターシリーズ89『ハンターカフェ繁盛記』の後の話になります。

 

  1号「なあ…この前「キャラクターシート」とやらで俺になってたよな。
     あれって、どんなことが書いてあるんだ?」

 49号「あれには「いちごちゃんファンクラブサイト」の公開情報しか書いていないはずですが…
     …これですね、どうぞ。」

  1号「こ、こんなことまで…
     5号! 俺は絶対に貴様を許さない!」

 

1時間後、五代秀作は瀕死の状態で100号の元に運び込まれた。
ちなみに、「いちごちゃんファンクラブサイト」はその日から更新が止まり、翌日には削除されたという。


【マーキング】

*この話は、ハンターシリーズ89『ハンターカフェ繁盛記』の後の話になります。

 

 49号「先日は大変失礼いたしました。
     大したものではありませんが、お詫びのしるしとしてお受け取りください。」

 86号「…あら、これは鋼玉の指輪ではないですか!
     そんな…では、この珊瑚の簪を持っていってください。」

 49号「え…あ、ありがとうございます。」

 

10分後

 

 49号「(あの人、少なくとも老化を遅らせているわね。
     この簪の「気」からすると、100年は修行を積まないと勝てそうにないわ。
     今でもかなりのダメージを与えられるはずだから、そうそうは襲ってこないと思うけど。)」

 

 86号「(あの娘、完全に老化を止めているのね。
     この指輪の「気」だと、100年後はあの娘の天下ね。
     今でもまともに戦ったらかなりの痛手ね、襲わないようにしましょう。)」

 

*鋼玉…コランダム(ルビーやサファイア等が属する鉱物)の日本語名。


(以下、追加分!)


【晴着と普段着】

 49号「(おかしいわね、ネックレスに封じた『こっち見て!』の魔法はオフにしたはずなんだけど…)」

  男達「(いつも首まで隠している分、首元が見えるだけでも目が釘付けになってしまう…)」


【おしゃれ魔女】

 49号「皆さーん、まーだでーすかー?」

半田ケイ「くっ、この俺が後れを取るとは…」

100号「コルセットは肺等の内臓を圧迫するので持久力が格段に落ちるはずなのですが…」

  1号「それよりも、いつもの格好のままこのジャングルを行軍して、なんで服が汚れないんだ?」

 49号「私、「おしゃれ」ですから。」

  全員「…それは絶対に違う!」

 

*ガープス第4版での「おしゃれ」は、本当にこのような特徴です。


【魔女年齢22歳】

  ボス「…最近、ハンターの平均年齢がことに下がってきた。何とかせねば。」

 49号「大丈夫ですよ、ボスさん。
     私がハンターになった時点で、平均年齢は100歳を軽く超えているはずですから。」


【エネルギー】

柚木陽介「イルダ・リンカーン。お前の部屋の電力消費だけが異様に高いので、漏電の検査を行う。
     …問題なしか。それにしてもこの大量のバッテリーは何なんだ?」

 49号「一度このバッテリーに充電させた電力を魔法のエネルギーとして使っています。
     直接コンセントからエネルギーを引き出すと停電してしまうので。」


(2007.01.16.追加)


【乗り方】

半田美玲「そういえば、イルダさんは馬に乗れましたよね。」

 49号「一応乗れますが…これは無理です。」

半田美登「こんなに大人しい馬なのに、何で乗れないの?」

 49号「この鞍の形では横乗りができません。」


【値上がり】

  5号「頼む…この前の、『完全回復』とやらをかけてくれ。」

 49号「『完全回復』! …では、12,500円頂きます。」

  5号「どうしてそんなに? この前は10ペンスだったじゃないか。」

 49号「この前は為替の計算を間違えました、これが正規の価格です。」

  5号「どういう計算をしたらそんな間違え方をするんだ!」

 

*詳しく知りたい方は、ハンターシリーズ87「イルダさんの挨拶回り」の最後を参照してください。


【レベルアップ】

 35号「…何をしているんだ?」

 49号「キャラクターシートの成長書き換えです。
     最近は出動要請が多いので、すぐに経験点が貯まるんですよ。」



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