ハンターシリーズ118
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![]() 「はい。今週も始まりました『愛の狩人』 お相手はこの私ラブハンターこと狩生いち子でお送りします。 さて、早速お便りの紹介をさせていただきます。 『ペンネームるびぃすかぁれっとさん。最近聞き始めたんですがものすごく気に入ってしまったのでとうこうします。』 はい。ありがとうございます。 『ラブハンターってかわいい名前ですよね。』 うるせぇ、おれだ……ってえ゛!? 正気か!?」 プロデューサー(いち子ちゃん! いつものパターンはずされたくらいで呆然としないで!) 「あ、はい。失礼しました。ありがとうございます。 『でも恥ずかしげもなく使う人がいたらちょっと近寄りがたいかな〜って感じです。』 うるせぇよ! 無論俺だってそうだよ。気違い以外の何物でもねぇよ!」 プロデューサー(お、やっといつもの調子に戻ってきたね。) 「いつもの調子って何ですか? いつもこんなんだから最近聴取率が落ちてきてるってお偉いさん方に怒られてるのあなたでしょう? 『やめて! 私をめぐって争わないで!』 だれもお前をめぐってなんかいねぇよ! 『そんなことわかってるわよ! ただ言いたかっただけだもん!』 逆切れですか!?っていうかすっかり当たり前になってたからスルーしてたけど何で会話してんの!?」 プロデューサー(そのタイミングではがきの続きを読むいち子ちゃんもなかなかのものだと思うよ。) 「そこには触れないでください! 『ところで、最近私にそっくりな人と知り合いになりました。その人は私と違って頭はいいし、大人だし、実際30超えてるらしいし、なのに高校生の私と同じ顔してるし……』 若作りってことですか? まぁ、私も元々四捨五入したら三十……」 プロデューサー(いち子ちゃん! トップシークレット! 公式設定16歳!) 「公式設定とか言うなよ!と……あ、失礼しました。なるほど、30超えても高校生の姿だといいなってことですね? 『違いますよ!』 違うんですか。 『今度のテスト落第しないように一生懸命勉強しますってことです! さっしが悪いですね。』 テストなんて単語一回も出てねぇよ! わかるかんなもん!」 プロデューサー(いち子ちゃん! 一を聞いて十を知ることがなければこの戦国の時代生き抜けないよ!) 「今は平成だ! 『恋は常に戦国時代なんですよ。ラブハンターのくせにそんなことも分からないんですか?』 ラブハンターはオレがつけたんじゃねぇっつうの! だいたいうまいこと言ったつもりか? 何の脈絡もねぇよ!」 プロデューサー(最近当たり前になってきてるけど、基本素を出しちゃだめだって!) 「ぷ、プロデューサーが真面目な忠告を……と、失礼しました。では最後にテストに向かうるびぃすかぁれっとさんにこの曲を…… 『あ、リクエスト行く前にひとつ胸の話をし忘れたので……』 無理に入れようとするなよ! 別にいらねぇんだよ!」 プロデューサー(いち子ちゃん! え〜〜!) 「え〜〜! じゃない! さっさと曲行きますよ!『ドッペる!〜落ちてダブって重なって〜』です。どうぞ!」 プロデューサー(お、久々にえぐってきたね。本領発揮!?) 「今回のはお前の指示だろうが!!」 |
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