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ハンターシリーズ126『ハンターミニミニ劇場 第10幕』 作・真城 悠と愉快な仲間たち

ハンターシリーズ126
『ハンターミニミニ劇場 第10幕』

作・真城 悠と愉快な仲間たち

タイトル画:ELIZAさ ん (ホームページ“ELIZA'S GRIMOIRE”はこちらから)

※この「ハンターミニミニ劇場」作品は、ハンターキャラクターを使ったお遊び企画です。
ここで追加された設定は正式なものとはなりません。

 


ハンターミニミニ劇場 No.211
   真っ赤なお鼻の
作者 Bシュウ


ロッキー     「今回の任務はボランティアで真城幼稚園の園児にクリスマスプレゼントを届けるシ
           カ」
いちご(1号)  「…」
ロッキー     「いちご気を抜くなシカ」
いちご(1号)  「…」
ロッキー     「この任務はなかなか難しいシカ。子供たちの夢を壊さずにサンタを演じきるこができ
           るシカ?」
いちご(1号)  「…」
ロッキー     「何か不満でもあるシカ?」

          
        イラスト:tenjiさん
            (ホームページ“NGL”はこちらから ※一部18禁コンテンツがあります。

いちご(1号)   「一体おまえは何なんだ?」
ロッキー      「トナカイに決まってるシカ」
いちご(1号)   「…」


ハンターミニミニ劇場 No.212
   真っ赤なお鼻の 2
作者 ふう

四葉(48号)   「先輩方(水野、沢田)今日はなんで僕もいちご先輩と一緒にサンタ服(少女仕様)な
            んですか?、確かに今日も先輩に起こされましたけど・・・・」
水野(事務員)  「これは子供たちに、夢を与えるとても神聖な事なのよ!、シャンとしなさいシャンと」
沢田(事務員)  「そうそう、それに、あのトナカイさんを見習いなさい、あんなに、園児たちとじゃれあ
            って遊んでいるんだもの」
四葉(48号)   「わかりました、確かにトナカイさんを見習って、子供たちに夢を与えなければいけま
            せんね、いちご先輩もあんなに華麗に(かっこよく)着こなしていますし、負けてられ
            ません」
水野(事務員)  「そうよ、これも立派なミッション、がんばよ、四葉ちゃん!!」
…………
四葉(48号)   「それにしても。あのトナカイさんすごいですね、まるで子供たちの話を理解してるみ
            たい・・・」
水野(事務員)  「そういえばボスが言ってたけど、アメリカ情報機関から派遣されたトナカイみたい
           よ」
沢田(事務員)  「それも超常現象対策セクションに所属して、真城華代特別対策に助っ人で呼ばれ
            たとか」
四葉(48号)   「へぇ〜〜〜、すごいですね、アメリカ情報機関には、そんなセクションがあるんです
            ね」
水野・沢田    「それじゃ、私たちは幼稚園の先生方と打ち合わせがあるから、がんばってね四葉
            ちゃん」
四葉(48号)   「はい!先輩わかりました。いちご先輩、微力ですが精一杯がんばりますのでよろし
            くお願いします」
いちご(1号)   「ああ、だが、あんまりこのトナカイ?には、かかわらないほうがいいと思うが、まあ
            がんばれや」
四葉(48号)    「はい!、ラジャーであります」
ロッキー      「いちごよ、なかなか難しいこの任務、子供たちの夢を壊さずにサンタを演じきるシ
            カよ」
いちご(1号)    「……ああ、だが、お前といると、なんか調子が狂うが、子供たちの夢は壊しちゃい
            けないな。うし、じゃあ気合を入れなおしてがんばりますか」

こうして、真城幼稚園の園児にクリスマスプレゼントを届けるミッションは、つつがなく進行していくのでした○

いちご(1号)    「まるじゃなーーい、って叫びたくなる四葉の気持ちがいまは、なんとなくわかる気
            がする・・・・まあ、これもサラリーマンのサガなのか・・・・」


ハンターミニミニ劇場 No.213
   「アメリカ支部」その1
作者 真城 悠

いちご(1号)   「お〜い!またFAX来てるぞ!」
沢田(事務員)  「あ、ごめんなさ〜い」
いちご(1号)   「これ、しょっちゅう来るけど何なんだ?」
沢田(事務員)  「アメリカ支部からの問い合わせよ」
いちご(1号)   「む〜ん、良く知らんけどこんなんで大丈夫なのか?組織の体をなしているとは思え
           んのだが…」
沢田(事務員)  「何でよ?」
いちご(1号)   「沢田さん…じゃなくて愛ちゃんは英語は?」
沢田(事務員)  「えーと…ディスイズアペン」
いちご(1号)   「…とにかくとても情報組織とは思えない話ばかりなんだが…」
沢田(事務員)  「何て書いてあるの?」

そこに水野さんが入ってくる。

水野(事務員)  「えーとね…壁紙の色を星条旗にしたいんだけどいいのか?…ってさ」
沢田(事務員)  「そんなの勝手にやればいいじゃんねえ」
水野(事務員)  「でも、予算が決まってるみたいよ」
いちご(1号)   「この間は朝食をカリカリベーコンにしていいか?とか聞いてきたぞ」
沢田(事務員)  「はあ…」
水野(事務員)  「ちゃんと仕事してるのかしら?」
いちご(1号)   「大体今どきパソコンも無くてFAXだけだってどんな貧乏所帯だよ」
沢田(事務員)  「それこそ破れたふすまにおかゆをすすってるとか」
いちご(1号)   「アメリカだから、壊れた窓にオートミールとかじゃねえの?」
水野(事務員)  「この間はストーブが無いから1ドル札を燃やして暖房したんだって」
いちご(1号)   「はぁ?じゃあ大金持ちじゃねえか」
水野(事務員)  「いや、本人はシャレたアメリカンジョークの積もりらしいんだけど…」
沢田&いちご   「さ、さむい…」


 ちなみにハンターアメリカ支部のFAXの主は「ランディ」という名前だけは分かっているが後は一切不明である。
 噂ではこいつが騙されて内容を一切分からずバイト感覚でやっているらしいが…。


ハンターミニミニ劇場 No.214
   「霞隠れの術」?
作者 ふう

四葉(48号)  「あいた、96号せんぱ〜〜〜い!」走りすぎて・・・・「はれ?居ない・・・・」
臼井(96号)  「・・・・・」
          5分ほどたって・・・

四葉(48号)  「あいた、96号せんぱ〜〜〜い!」走りすぎて・・・・「はれ?また、居ない・・・・」
臼井(96号)  「・・・・・」
          またまた、5分ほどたって・・・

四葉(48号)  「あいた、96号せんぱ〜〜〜い!」走りすぎて・・・・「はれ?また、居ない・・・・」
臼井(96号)  「あのー、私に何か?」
四葉(48号)  「ひゃ〜〜〜〜〜!!」・「あーびっくりした、先輩って忍法(霞隠れの術)とか使えるん
           ですか?」
臼井(96号)  「いえ、そんなもの使ってませんよ」
四葉(48号)  「おかしいなー。昔、狩してたとき獲物の気配だけで、獲物かれたのになぁ・・・、腕鈍っ
           たかな・・・・」
臼井(96号)  「腕は鈍っていないと思いますよ、ほら、私影薄いし・・・」・「それはそうと私に何か用
           が有ったのでは?」
四葉(48号)  「あそうそう、臼井印の最中(下記注)が手に入ったので、一緒にお茶会でもとおもい
           まして」
臼井(96号)  「私を誘ってくれるんですか・・・・、行きます、絶対に行きます」
四葉(48号)  「それじゃ一緒に行きましょう、はぐれたら、またいつ合えるか」
臼井(96号)  「そうですね。」
四葉(48号)  事務室に付いて ガチャ「96号先輩連れてきました。」

沢田(事務員) 「それじゃ、お茶会始めましょ。それと四葉ちゃんにはこれ」
四葉(48号)  「う、それは忘れようとしてたのに〜〜〜〜」
水野(事務員) 「だめよ、これは今日のために用意したものだから、ね、」
四葉(48号)  「はーいじゃあ着替えてきます」「お待たせ」
沢田(事務員) 「着替えも早くなったわね。」
四葉(48号)  「それは言わないでください^^;」
          こうして、楽しいお茶会は始まりました。

臼井(96号)  「たまには、こういうのもいいですね」
四葉(48号)  「それはそうと、96号先輩、忍法(霞隠れの術)使えるんですよ!!」
臼井(96号)  「もおいいです、四葉ちゃんには忍法(霞隠れの術)使えるってしときましょ」
          こうして、楽しいお茶会は優雅に過ぎていくのでした。

注:架空のものだと思います、勢いで名前付けました。


ハンターミニミニ劇場 No.215
   「巡礼の旅」?
作者 ふう

イルダ(49号)  「ふむ、64号か、ちこうよれ」
64号        「ハイ師匠、今から巡礼の旅に行ってきます」
イルダ(49号)  「よい結果を期待しておるぞ」

いちご(1号)   「あれ、なにをやってるんだ?」
なずな(77号)  「何でも今度、64号は何とか陰陽氏にはまったとか・・・」
いちご(1号)   「相手をする、イルダさんも大変だな」
なずな(77号)  「でも、イルダさんもまんざらでない様子ですよ」
……
某所。
64号        「む、これは。いちご殿の探してたレア物、早速買わねば」ふん、ふん、ふん、にこ(^^)
           「これください」
店員        「ひ!、っは、はいありがとうございます」
……
某所。
64号        「む、これは。なずな殿の探してたレア物、早速買わねば」ふん、ふん、ふん、にこ(^^)
           「これください」
店員        「ひ!、っは、はいありがとうございます」
……
某所。
64号        「む、これは。イルダ師匠の探してたレア物、早速買わねば」
           ふん、ふん、ふん、にこ(^^)「これください」
店員        「ひ!、っは、はいありがとうございます」
……

64号        「ただいま帰りました」
イルダ(49号)  「ふむ。成果はあったかの、むこれはあのレア物」・「うむ、ご苦労下がってよいぞ」
64号        「ははぁ」
……
64号        「いちご殿、これを」
いちご(1号)   「お、これは、あの幻の1っピンではないか、ありがとうよ」
64号        「それでは、ほかに用事がありますので」
いちご(1号)   「サンキュウな」
……
64号        「なずな殿、これを」
なずな(77号)  「お!、これは幻の本じゃにか、よく探してきたね、いつもありがとう(^^)」
……
いちご(1号)   「それにしても、64号のレア物見つけることには恐れ入るよ、まあ俺たちは大助かり
            だけどな」
なずな(77号)  「私も、この恰好だと、結構店に入りにくいから助かるよ」
いちご・なずな  「64号さまさまって感じですね」「そうだな」


ハンターミニミニ劇場 No.216
   不可能すらも覆す
作者 冥龍

クーゴ(95号)  「いーやー! たーすーけーてー!」
冥(居候)     「待て! クーゴ!」
クーゴ(95号)  「(確かこの時間帯は64号先輩が…)あ、いた! 先輩助けて!」
64号        「む、わかった」

 思い切り息を吸い込み、通路を塞ぐ64号、だがしかし、

クーゴ(95号)  「これで来れないでしょう、おばあちゃん!」
冥(居候)     「ほほう、だがオレを甘く見るな。 …行くぞ、大神千裂拳!」
64号        「いてぇよ〜!!」
クーゴ(95号)  「そ、そんな」
冥(居候)     「ブタはブタ小屋に行け…と言う雰囲気だが、折角だこいつも連れてくか。 行くぞ、
            クーゴ!」
クーゴ(95号)  「は、はい!」


ハンターミニミニ劇場 No.217
   驚くほどの効果
作者 冥龍

冥(居候)     「はーい、休むな! 動け動け!」
64号        「ふー、ふー、ふー」
クーゴ(95号)  「はー、はー、はー」
冥(居候)     「はーい、終わってよし!」
64号        「お前の、はー、ばあさんは、はー、こんな、ぜー、人だったか?」
クーゴ(95号)  「はい、はー、こんな、はー、人なんですって…えー!!!!!!!!」
           64号の方を見た95号が見たもとは、なんと!

64号        「どうしたって、…なー!!!!!!!!!」
           激的に痩せた、64号の姿だった! 

64号・クーゴ   「「ありえね(ない)ーーーーーーーー!!!!!!!!!!」」


ハンターミニミニ劇場 No.218
   今すぐ電話!あて先はこちら?
作者 冥龍

クーゴ(95号)  「先輩、服持って来ました。 男の頃の僕の服ですけど、ちょっと小さいかもしれませ
           ん」
64号        「おう、すまんな。 …ふむ、他の奴らに見せに行ってくるか」
冥(居候)      「ええ、そうしたほうが良いですよ。 絶対に…クックックッ」
64号        「変な笑い声が聞こえた気が…、まあいい、行くか」

次の日…

クーゴ(95号)  「あ〜、今日も結局捕まった〜って、何この人の多さ!」
珊瑚(3号)    「ちょっと、95号。 こんな良いもんがあったんなら言いなさいよ」
水野(事務員)   「そうよ! ずるいわよ!」
沢田(事務員)   「ほんとだよ〜」
冥(居候)      「おー来てる、来てる」
クーゴ(95号)  「おばあちゃん! この人の集まりは!?」
冥(居候)      「ああ、昨日、あの風船君に『1時間で出来る冥’Sキャンプ』で痩せました、って紙を
           貼り付けておいたんだ」
クーゴ(95号)  「いつのまに…」
冥(居候)      「ちなみに彼はあの後、ご飯を食べたら元に戻った。 あれは、凄いな…。 
           あと、DVDにしてこの後売るから手伝え、大切な副収入だから」
クーゴ(95号)  「もう、勝手にしてください…(涙)」


ハンターミニミニ劇場 No.219
   リアル黒ひげ危機一発®
作者 からちゃん

五代(5号)   「オーイー、いちご着替えたか?」
いちご(1号)  「まだ、着替え中だ開けるな、お前は、何の仮装だ?」
五代(5号)   「開けるぞう、俺は、ジャック船長(下記注)の仮装だ、
           いちごは、何の仮装だ?」
いちご(1号)  「馬鹿、開けるなと言ったはずだ、サンタの仮装だ」
いちご(1号)  「てめえ〜許さん」

 どっすどっす

いちご(1号)  「おーいー伊奈こっちにおいで」
伊奈(17号)  「なに〜いちごおねえちゃん?」
いちご(1号)  「今日は、伊奈とリアル黒ひげ危機一発®をしよう」
伊奈(17号)  「わーい、うれしいな」
いちご(1号)  「黒ひげの役は、五代がやる、」
五代(5号)   「うぐっ、(たすけて)」
いちご(1号)  「剣は、本物があるかもしれない」
いちご(1号)  「よし、伊奈から始めるぞ」
伊奈(17号)  「わーいーやる〜」
五代(5号)   「ううっぐ〜(たすけて〜)」

注:映画“パイレーツ・オブ・カリビアン”シリーズに登場する海賊、ジャック・スパロウ(ジャック・スパロー)のこと。
※“黒ひげ危機一発®”は株式会社タカラトミーの登録商標です。


ハンターミニミニ劇場 No.220
   春をも惑わす……
作者 yuk

春(86号)    「ほら、ロッキー鳥の骨ですよ。お食べなさい。」
ロッキー     「きゃうんきゃうん」
いちご(1号)  「……絶対わかっててやってる……鳥の骨って……」


ハンターミニミニ劇場 No.221
   偽者
作者 ELIZA

一郎(16号)  「いちごさん! そいつから離れて!」
いちご(1号)  「どうしたんだ?」
散(26号)    「そいつは師匠の偽者です!」
いちご(1号)  「どこで判るんだ?」
一郎&散     「師匠が片仮名を使うわけがありません!」


ハンターミニミニ劇場 No.222
   普段が修行
作者 ELIZA

注:これは、ハンターミニミニ劇場No.217「驚くほどの効果」ハンターミニミニ劇場No.218「今すぐ電話!あて先はこちら?」の間に起こった話です。

クーゴ(95号)  「それにしても、よくこの『1時間で出来る冥’Sキャンプ』に耐えられましたね。」
64号       「普段の体重に合った筋肉がついているところで、体重が激減したからな。」


ハンターミニミニ劇場 No.223
   逆効果
作者 ELIZA

注:これは、ハンターミニミニ劇場No.217「驚くほどの効果」ハンターミニミニ劇場No.218「今すぐ電話!あて先はこちら?」の間に起こった話です。

あんず(11号)  「あれ、双葉?」
双葉(28号)    「ム、ムキムキ…嫌…」
あんず(11号)  「どうしたの?」

水野(事務員)   「あ、あんずちゃん、双葉ちゃん、こんにちは。」
沢田(事務員)   「ねぇねぇ、あの『1時間で出来る冥’Sキャンプ』って、見た? 一緒に行かない?」
双葉(28号)    「…い、嫌ー!!!」

一目散に逃げ出す双葉。

あんず(11号)  「ごめんなさい! 双葉がああだし、あたしも行きません!」


ハンターミニミニ劇場 No.224
   効果
作者 ELIZA

注:これは、ハンターミニミニ劇場No.218「今すぐ電話!あて先はこちら?」の後に起こった話です。

64号       「…師匠!」
イルダ(49号)  「これ、どうした? って、性に合わないのでもうやめていいですか?」
64号       「構いません! …それよりも師匠! 折角痩せたのに元に戻ってしまいました!」
イルダ(49号)  「見てみましょうか? なるほど、相当に頑張ったようですね。」
64号       「でも、体形は元通りです…」
イルダ(49号)  「効果は出ています。双葉さんから流れてきたエネルギーの「ストック」が大分減って
           いますから。」


ハンターミニミニ劇場 No.225
   実は…
作者 冥龍

冥(居候)      「ありがとうございましたー! …完売したわね」
クーゴ(95号)  「ですね…」
冥(居候)      「懐かしい記憶が戻ってきたろ?」
クーゴ(95号)  「本当に…。…ある意味、詐欺じゃないですか? だって…いつも僕がさせられてる
           のは『超☆絶! 神コース』で、今日やったのは、『甘口♪ 入門コース』じゃないです
           か…」
冥(居候)      「一般の人には、あれで十分な効果が出るから良いんだよ」


ハンターミニミニ劇場 No.226
   かくし芸
作者 Bシュウ

銀河(7号)   「えーそれでは盛り上がってきました所で恒例のかくし芸大会にいきたいと思いま
          す!」
美依(31号)  「いちばーん、半田美依。ものまねいきまーすぅ」
一同       「おぉぉぉ」
美依(31号)  「(5号の声を再現して)い〜ちぃ〜ぐぉ〜」
一同       「似てる似てる!」
五代(5号)   「い〜ちぃ〜ぐふぉ!!」
いちご(1号)  「どさくさにまぎれて抱きつくな!!」
美依(31号)  「もうひとついきまーすぅ!今回は誰か当ててみてくださーい『ひめ〜元気にしてたかな
          〜今ミルクあげまちゅからねぇ〜』ここまででわかった人?」
一同       (誰だ?)
いちご(1号)  「なっ!?」
美依(31号)  「それでは続きを…きゃっ」

舞台袖まで美依をひっぱていくいちご。

いちご(1号)  「31号!お前!?いつそれを!?」
美依(31号)  「えーっと一昨日の19時25分48秒。高性能小型集音機の試験運用中に録音された音
          声を元にしていますぅ。それでお父様がちょうどいいからネタにしてもいいって」
いちご(1号)  「14号のやつ…今度覚えてろよ…」
水野&沢田   「いーちーごちゃーん♪」
いちご(1号)  「うぁ」
水野(事務員) 「おねーさんたちー」
沢田(事務員) 「ちょーっと詳しくお話ききたいなー」
水野&沢田   「あっちで女三人仲良く飲みましょうかー」
いちご(1号)  「は…はひ」


ハンターミニミニ劇場 No.227
   かくし芸2
作者 Bシュウ

銀河(7号)    「さーて!次は誰だー」
二岡(23号)   「あ…俺です。俺もものまねで…タ○リさんやりますー」
銀河(7号)    「おーっと!二番煎じの上にネタもかなり地味だー!さすがベストオブ平凡!それで
            もここは皆をあっと言わせてくれるとボクは信じているぞー」
二岡(23号)   「…ハードルをあげないでください。えーっとじゃあ誰かゲスト役お願いできます
           か?」
りく(6号)     「ういーっ。おれがやるー」
いちご(1号)   「だれだー!りくに酒飲ませたやつは!あいつ子供になったから酒の耐性ゼロなん
            だぞ!」
銀河(7号)    「まぁまぁ今日は特別ってことで…じゃあ、ちょっと意外な組み合わせのものまね芸ス
           タート!」
二岡(23号)   「こんにちは」
一同        「こんにちは」
二岡(23号)   「今日もいい天気ですね」
一同        「そーですね」
二岡(23号)   「しばらくいい天気らしいよ?」
空奈(97号)   「そうでもないみたいよ?」
二岡(23号)   「…………今日のゲストはハンター組織からやってきた半田りくさんです」

 い○とものSE

りく(6号)     「あははははh」
一同        「……」

 その後、微妙にネジの緩んだりくと似ているがゆえにさらに地味になってしまった二岡のトークが繰り広げらられていくけど地味なので割愛。

二岡(23号)   「えーと…それじゃあお友達を紹介してくれるかな」
りく(6号)     「んぇ?おともだちぃ?わかった〜とーっておきのともだちをしょうかいしてやる!」

 なにやら名刺入れを探るりく。一同に嫌な予感がよぎる。やがて一枚の名刺を見つけたりくは高らかに叫んだ。

りく(6号)     「あったー!華…」
一同        「あーっ!!!!!」

 その後電話が通じたとか通じなかったとか。


ハンターミニミニ劇場 No.228
   かくし芸3
作者 ELIZA

伊奈(17号)  「次、伊奈がやるー!
           ケイちゃん、あれをお願い!」

 半田ケイが運んできたのは、ホットプレートと油などの調味料、そして大きな包丁。
 ついでにロッキー(カリブーのトラダス君モード)も連れられてきている。

伊奈(17号)  「ケイちゃん、ありがとね!
           じゃあ、いりゅーじょんやります! トラダス君がほくおーの冬のごちそう、
           かりぶーのステーキになります!」
一同       「…え?」
伊奈(17号)  「はーい、トラダス君、暴れないでね。暴れなければちょっと痛いだけですむからねー。」
空奈(97号)  「あ、あわわ…」
二岡(23号)  「…大変だ、空奈ちゃんが泡を吹いてる!」
いちご(1号)  「おい、誰か、伊奈を止めろ!」
伊奈(17号)  「トラダスくーん! 逃げちゃだめー! 待ってー!」


ハンターミニミニ劇場 No.229
   クリスマス♪クリスマス♪
作者 ふう

※これは四葉ちゃんがまだTSする前の出来事です。

四葉(48号)      「先輩・・・、これで皆にクリスマスのプレゼントを配るんですか?」
水野(事務員)     「事務の仕事は、外に出ている人の役に立たなければいけないのよ」
沢田(事務員)     「これも立派な仕事だから、がんばってね♪」
四葉(48号)      「それにしても、ここまで本格的にする必要があるんですか?」
水野・沢田(事務員) 「「もちろん!!、雰囲気作りは大事な要素なのよ、というわけでがんばってね
               (^^)/」」
四葉(48号)      「・・・なんか僕の恰好、サンタのおじいさんじゃなくて、サンタのお兄さんに見え
              るのだけど・・・・、まあお仕事だから行きますか」
…………

 廊下にて。

四葉(48号)      「メリークリスマス、珊瑚先輩、ハイこれ珊瑚さんにです。」
珊瑚(3号)       「ふーーん。・・・・今年はこう来たか・・・・・、まあもらえるものはありがたくもらっておくわ」
珊瑚(3号)       「じゃあがんばってね四葉ちゃん」といいながら肩に手を置く【ボン】
四葉(48号)      「珊瑚先輩・・・・、なんでサンタ(少女仕様)にするんですか!」
珊瑚(3号)       「あ、ごめん。でもそれもサンタだからいいんじゃない、じゃあがんばってねー」
四葉(48号)      「・・・・もお、珊瑚先輩はそうやって、いつも僕をおもちゃにするんだから・・・・」
…………

 またまた廊下にて。

四葉(48号)      「メリークリスマス・・・・・、えーーとどなたさんですか?、少女サンタにあってます
              ね・・・」
西(24号)        「24号です。先ほど珊瑚さんに、出会い頭にぶつかってこうなりました・・・」
四葉(28号)      「と、とりあえずメリークリスマスです、ハイこれ」
西(24号)        「お、ありがとう、がんばれよ、四葉ちゃん」
…………

 またまた廊下にて。

四葉(48号)      「メリークリスマス・・・・・、えーーとどなたさんですか?、少女サンタにあってます
              ね・・・」
高荷(27号)      「27号です」
四葉(48号)      「・・・また珊瑚さんですか・・・と、とりあえずメリークリスマスです、ハイこれ」
高荷(27号)      「お、ありがとう、がんばれよ、四葉ちゃん」
…………

 またまた行く廊下毎に少女サンタに出会うが、それでも無難にプレゼントを渡していく。

…………
四葉(48号)      「メリークリスマス、獅子村先輩」
嵐(44号)        「ありがとう四葉ちゃん・・・・・、でも、でも、でもなんで今年も少女サンタばっかり
              なのーーーーーーー」
嵐(44号)        「少年サンタが居てもいいのに!!!!、ねえ、四葉ちゃんもそう思うでしょ」
四葉(48号)      「え、ええ・・・・・、それじゃ私次がありますので・・・・、それじゃあ!!!!」
…………
嵐(44号)       「来年は絶対、少年サンタからプレゼントをもらうわよ!!!!!!」

 こうして、熱い気持ちを闘志に変える一部の人を除いては、ハンター本部のクリスマスはつつがなく過ぎていくのでした○

嵐(44号)       「まるじゃなーーーい」


ハンターミニミニ劇場 No.230
   一字
作者 ELIZA

千景(居候)   「…君らのように胸で餅を搗いている人に言われたくはないな。」
疾風(居候)   「? どういうことだ?」
空奈(97号)   「…ぺったんこぺったんこ。」
疾風(居候)   「! 貴様!」
エミルネーゼ   「待って! 今、複数形だったわ!」
春(86号)    「千景さん? ちょっと来てもらえませんか?」


ハンターミニミニ劇場 No.231
   決定的な差
作者 yuk

春(86号)   「まさかあなたたちに代理と私の差がわかるとは思いませんでした。」
一郎(16号)  「俺らをなめないでくださいよ。師匠なら何をできてもおかしくないですし、カタカナ使っ
          てましたし。」
春(86号)   「洞察力は及第点のようですね。」
散(26号)   「何気に一部が本物より大きかったですから。やっぱり願ぶほぁぇ……」
春(86号)   「散はもう少しTPOを考える発言をしなければいけませんね。」
一郎(16号)  「拳が見えない……っていうか一番初めにそこに目が行くって……」


ハンターミニミニ劇場 No.232
   もういくつ寝ると?
作者 ふう

四葉(48号)       「もぉ〜、いくつ寝るとぉ、お正月ぅ〜♪♪♪♪」「お・しょお・が・つ♪♪♪
               (^^)」
……
いちご(1号)       「四葉のやつ、なにあんなに浮かれてるんだ?」
りく(6号)         「さー?、何か悪いものでも食べたのか?」
イルダ(49号)      「ちょっと見てみましょうか・・・・」
……
いちご(1号)       「イルダさん何かわかりました?」
イルダ(49号)      「思考の色がパステル調になってます、元になった事柄はよくわかりません
                が・・・それに見るまでもなく心ここにあらずって感じですね」
りく(6号)         「あ、あそこにいるのは!」「おーーい水野さーーん、沢田さーーん」
水野・沢田(事務員)  「なんですか?、3人そろって改まった顔して」「何かあったんですか?」
いちご(1号)       「四葉のやつがおかしいんだよ!、何か知らないか?!」
水野(事務員)      「なんだ、四葉ちゃんのことか、改まった顔して聞くから何か事件!!、って思
                ったじゃないのよ」
りく(6号)         「いや、これは立派に事件だと思うのだが!?」
沢田(事務員)      「実・は・ね」
いちご・イルダ・りく   「「「ゴク・・・」」」
沢田(事務員)      「日本の、【正月の伝統的な遊びと、正装に振袖】に付いて教えてあげたら
                ね、ああなったのよ♪」
いちご・イルダ・りく   「「「はあ?」」」
水野(事務員)      「それにね、去年の暮れから今年の初めはインフルエンザで臼井さんの所で
                2週間寝てた事もあって、今年はいつになくのりのりなのよ」
りく(6号)         「なーーんだ、四葉って意外と子供なんだな」
イルダ(49号)      「いいことではないですか、異文化を知るまたとない機会になりますし。」
いちご(1号)       「そんなことだったのか、心配して損したぜ」
沢田(事務員)      「だからね、これから石川さんにハイパー振袖を発注しに行くとこなの
                よ」
いちご(1号)       「おいおい、そんなことしたら、また雄たけびを上げるぞ」
水野(事務員)      「勘違いしないでね、これは四葉ちゃんがじきじきに言い出した【来年は正月
                を満喫するぞー】ってことなのよ」
いちご(1号)       「はぁ!?、なんか来年も四葉は、色々やらかしそうだな」
沢田(事務員)      「良いんじゃない、本人のたっての希望なんだし、1年の計は元旦にありって
                言うしね」
いちご(1号)       「ああ、それもそうだな、それと四葉の舵取りはしっかりしてくれよ」
水野・沢田(事務員)   「「それは任してね、それじゃあ私たち急いでるから♪」」
燈子(10号)       「まあ、なんにせよ元気なことは良いことだ」
いちご&りく        「「そうだな」」

 こうして、四葉のカウントダウンの日々は刻々と過ぎていくのでした○

四葉(48号)        「今回は花丸ぅーーーーーーー!!(^O^)/」


ハンターミニミニ劇場 No.233
   両者のイメージCVを確認してください
作者 城弾

???     「だ〜れだ?」
西(24号)   「わわっ。い…伊奈っ?
高荷(27号)  「僕たちは忙しいから他の人に遊んでもらっ…あれ?」
双葉(28号)  「きゃははは。引っかかった引っかかった。ねぇ。そんなに似てた?」
西(24号)   「脅かすな。まったく」
高荷(27号)  「君と伊奈は声がよく似ているんだから」


ハンターミニミニ劇場 No.234
   お年玉
作者 wing

いちご(1号) 「何だそれは?」
りく(6号)   「お年玉だろ…ったく…そういえば他のやつらはもらったのか?」
いちご(1号) 「さあ、みぃなら、さっきあっちのほうで見かけたけど?」

十分後

りく(6号)    「あっみぃ!お前、お年玉もらったのか?」
みぃ(31号)  「もらいましたよ。あっこれです」
りく(6号)    「結構あるなって、こりゃ株!」
いちご(1号)  「!! しかも、これ、S○○Yの株券!1000株も!」
みぃ(31号)  「全財産の1%もつかっていないらしいですぅ。」
いちご&りく  (一家の全財産が上がったか?)


ハンターミニミニ劇場 No.235
   新年会遊び倒すぞ三が日「ミッション X」
作者 ふう

ボス            「で有るからにして、今回新年会を開催したいと思う・・・・」
一同           「緊急召集がかかったと思ったら、新年会か」
りく(6号)        「ウチの組織もよくやるな」
ボス            「で、今回はスペシャルゲストを紹介する。【真城 華代】&【真城 里華】&
              【空 魅夜子】だ」
いちご(1号)      「ボスも考えたな。これで3日間の華代の被害は大幅に減少するはずだ。」
ボス            「内容については、巨大すごろく、アイランド1周人生ゲーム、地下モールを使っ
               たTRPG、百人一首、餅つき・・・etcだ・・・・日ごろの労をねぎらい力いっぱい
               新年会に没頭してくれ」
ボス            「みんな、遊びたいか!!!」
一同           「おーーーーーー!」

……そのころ着替え室では石川 (14号)によるハイパー振袖のレクチャーが行われていた……

石川(14号)      「この帯に隠されたバーニアによる、俊敏性アップ、そして四葉の不慣れな振袖
              &ポックリにも対応したショックアブソーバ・・・etc・・・」
水野・沢田(事務員) 「これで、今年は晴れて日本の伝統的な遊びは満喫できるね」
四葉(48号)      「はい、今年はがんばって、遊びまくります」

……そして他のハンターも、新年会用服装に着替え……
……こうして新年会は開始された……

ハンターたちそれぞれ別れ、すごろく、人生ゲーム、百人一首、などで対戦していった。
子供組は、朝8時に起床・・・夜9時に就寝と規則正しい生活リズムで遊んでいった。
ほかのハンターは、夜になれば宴会、カラオケ・・・etcを行いながら進んでいく・・・
……
ゲーム(ミッション)はチーム戦も多く華代も華代チームとして参戦していった
華代チームには96号が一緒に回り、色々とゲームにあわせて変身を繰り返したことはゆうまでもない・・・・

……そして新年会も終わりを告げるころ……

華代           「リクちゃん、楽しい新年会、お招きありがとうね、こんな楽しいことだったら、来
              年もきたいな」
りく(6号)        「うん、また来年の新年会も、目いっぱい遊ぼうね」
……
ボス            「それでは、この新年会でみなも英気を十分充電できたと思う、これにて終了
              (ミッションコンプリート)したいと思う」

こうして、今年も波乱が巻き起こりそうな・・・も有りつつも新年が幕を開け、ハンターたちの日常に戻っていく

ボス            「では、今年も、気合を入れていきたいと思う、1、2、3だーーーーーー!」
一同           「だーーーーーー!」


ハンターミニミニ劇場 No.236
   お正月三が日
作者 ふう

※この話は「ミッション X」中の百人一首ころの部分を書き起こした話です。

エミルネーゼ空奈  「「うぬぬぬ・ぬ・ぬ・・・、うにゅにゅにゅにゅ・にゅ・にゅ・・・・・」」
二岡(23号)      「あれ、珍しい、二人そろって何しているの?、にらめっこ?」
エミルネーゼ      「ちがうっすよ、せっかくのお正月だから、餅つきしたり、カルタしたり、百人一
              首したり・・・って言ったんすよ。そしたら・」
空奈(97号)      「それはそうだけど、私は、コタツでみかん・・・・マッタリ読書って言ったんで
              す。」
エミルネーゼ・空奈  「「うぬぬぬ・ぬ・ぬ・・・、うにゅにゅにゅにゅ・にゅ・にゅ・・・・・」」
二岡(23号)      「まあまあ、二人ともおちついて・・・」
燈子(10号)      「なに!、餅つきとな、それは、早速やらなければならない、持ちつき隊集
              合!!!!」
嵐(44号)        「餅つき隊参上」
いちご(1号)      「・・・・なんで俺まで・・・・」
燈子(10号)      「では、餅つき始め!!!」
嵐・いちご・燈子    「「「は、よ、ほい、よ、はい、おう、と、よ」」」
              あれよあれよとというまに餅つき完成!!!
双葉(28号)      「じゃあ、熱々のお餅にバターと、シュガー!!!」
千景(居候)       「いやいや、あんころ餅も捨てがたい!!!」
エミルネーゼ      「わたしは、にんにく醤油に海苔!!!」
五代(5号)       「僕は、きなこ餅かな!!!」

……みんな好き勝手に、つきあがった餅をわけていく、そして色んなバリエーションの餅が完成………………

ボス            「では、新春百人一首大会を、これから行う!」
いつのまにか集まったハンター・一同「おぉ〜〜〜〜〜!!!!!」

……場所が変わって畳敷きの大広間……

四葉(48号)       「このときを待っていたです」(すでにハイパー振袖に着替えている)
水野・沢田桃香    「「「私たちも負けませんよ!!!」」」(こちらは普通の振袖)
               (他ハンターたちも、思い思いの服装で参戦)
ボス            「では始めるぞ!!!」
ハンター・一同      「おぉ〜〜〜〜〜!!!!!」
ボス            「おおえやま〜〜・・・・」
               ぱし、びし、とりゃ、はい・・・・

……大広間の隅っこでは……

空奈(97号)      「コタツでみかん・そしてお餅・・・・マッタリ読書♪」
双葉・千景・五代・エミルネーゼ
              「「「「ほふほふ、やっぱりつきたておもち、おいし♪」」」」
……
こしてハンター本部では正月三か日の日々が暮れていくのでした……


ハンターミニミニ劇場 No.237
   「あ、ごめん。友達の結婚式に出るんで考え事してたの
作者 城弾

その1
 組織の狭い廊下で向かい合わせに歩いてくる64号と3号。
 3号はたまたま手袋を外している。思案顔。
 巨漢の64号とすれ違った際に素手が当たってしまい…

珊瑚(3号) 「あ。ごめん。友達の結婚式に出るんで考え事してたの」

 ウエディングドレスのイメージが誤って発現したのか、154センチ。42キロの華奢な少女になった64号。
 金髪で巻き毛。透き通るような白い肌。そしてフリル満載のドレス。差し出された手鏡で自分を見て……

64号     「こ……これが俺?」

 もともと美少女が好きな彼は、元に戻るまで鏡を見てはうっとりするのであった。

その2
 シチュエーションは上と同じ。ただ違うのは……

珊瑚(3号) 「あ。ごめん。友達の結婚式に出るんで考え事してたの」

 どうやら神前式のイメージが誤って発現したらしく艶やかな黒髪。154センチ。42キロと華奢な体躯。白い肌。そして巫女装束になった64号。差し出された手鏡で自分を見て……

64号     「み……!? 巫女! 巫女っ! みごーっっっっっっ」

 35号に叩きのめされて以来、巫女が怖くなった彼は元に戻るまで鏡を見るたびおびえるのであった。


ハンターミニミニ劇場 No.238
   「あ、ごめん。観劇に行くんで考え事してたの」
作者 真城 悠

 組織の狭い廊下で向かい合わせに歩いてくるボスと3号。
 3号はたまたま手袋を外している。思案顔。
 ボスとすれ違った際に素手が当たってしまい…

珊瑚(3号)  「あ。ごめん。友達に観劇に誘われてるで考え事してたの」

 バレリーナのイメージが誤って発現したのか、154センチ。42キロの華奢な少女になったボス。
 黒髪でお団子頭。透き通るような白い肌。そして白銀のチュチュ。差し出された手鏡で自分を見て……

ボス      「こ……これが俺?」

 実は密かにバレリーナに憧れていた彼は、元に戻るまで鏡を見てはうっとりするのであった。


ハンターミニミニ劇場 No.239
   「私なりに考えたの」
作者 ふう

※これは四葉ちゃんがまだTSする前の出来事です。

3号はたまたま手袋を外している。思案顔。
……
そして何か思いついたのか、事務室にむかってかけていく。

珊瑚(3号)        がちゃ「やほ〜〜〜♪、四葉ちゃん元気してる?」
四葉(48号)       「あ、珊瑚先輩・・・・」
珊瑚(3号)        「四葉ちゃんが、風邪で寝てたって聞いたから心配してたのよ」
四葉(48号)       「・・・、う〜先輩ぃ、僕を心配してくれたんですか(TT)、あでぃがどうございまず
               ぅ〜」
珊瑚(3号)        「とう言うわけで、四葉ちゃん」といいながら肩に手おく【ボン】
四葉(48号)       「ひゃー!!!」
……

……鏡で自分を見て……

四葉(48号)       「こ……これがぼくって、あの〜、先輩?、わざわざこうするために来たんです
               か?」「それに何のきぐるみですか?これ」
珊瑚(3号)        「これはね、鏡餅といって、新年に飾る縁起物なのよ、それを使って鏡開きっ
               て儀式を行い、汁粉に入れて食べ、円満を願う神聖なものなの!」
               「それに、四葉ちゃんがきた年という意味も掛けた願掛けってわけ」
水野・沢田(事務員)  「「へー、考えたわね、ナイス仕事人」」

そして、彼は元に戻るまで鏡を見ては、今後の生活にちょっぴり不安を覚えるのであった。


ハンターミニミニ劇場 No.240
   「私なりに考えたの」その後
作者 ふう

※これは四葉ちゃんがまだTSする前の出来事です。

四葉(48号)       「あ!、いた」「珊瑚せんぱーい!!!」
珊瑚(3号)        「なに?、四葉ちゃん」
四葉(48号)       「この前は大変だったんすよぉ!、通路を歩けば色々引っかかって通れなかっ
               たり、仕事をしようとしても椅子に座れないから、ちゃぶ台でやったり、挙句の
               果て、一人では脱げないから先輩たち(水野・沢田)に手伝ってもらってやっと
               脱げましたけど・・・」
               (その後、これ着て・これ着て、の着せ替えが延々続たけど・・・・・)
珊瑚(3号)        「でも、あれは、日本の正月の縁起物なのよ、いいんじゃない、たまには、そ
               れに堪能できたでしょう、き・ぐ・る・み(^^)」
               「この前は1月だったから、今度は2月ね・・・・」少し考えて、何か思いついた
               のか、四葉のおでこを指で(つん)と押す【ボン】
四葉(48号)       「ひゃぁ!〜〜〜〜」
珊瑚(3号)        「じゃあこれで問題ないでしょう、これも日本の伝統行事に出てくるものよ」

……鏡で自分を見て……

四葉(48号)       「これが僕・・・・・っていうか、えーーと、トラ縞ふさ毛ビキニに、頭に角が付い
               てるんですけど・・・・・」
珊瑚(3号)        「これは節分に出てくる、鬼の恰好(ちょっとアレンジしてるけど)、どうこれで
               問題ないでしょ」
四葉(48号)       「・・・・・、いや、あの、なんで変身する必要があるのかと・・・・」
珊瑚(3号)        「なに言ってるの、四葉ちゃん、なに着ても似合うんだもの、当然変身もありで
               しょう!」

 (いつの間にかきていた水野さん・沢田さん)

水野・沢田(事務員)  「「きゃー、似合う似合う!」」
珊瑚(3号)        「でしょ!」
水野・沢田(事務員)  「「そういうわけで、そろそろ今日のお茶会始めるよ♪」」
珊瑚(3号)        「お、待ったました、私もまざっていい?」
水野・沢田(事務員)  「「もっちろん、じゃあいきましょ・いきましょ」」

そして、彼は元に戻るまで鏡を見ては、今後の生活にちょっぴり・ちょっぴり不安を覚えるのであった。



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