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ハンターシリーズ121『ハンターミニミニ劇場 第9幕』 作・真城 悠と愉快な仲間たち

ハンターシリーズ121
『ハンターミニミニ劇場 第9幕』

作・真城 悠と愉快な仲間たち

タイトル画:ELIZAさ ん (ホームページ“ELIZA'S GRIMOIRE”はこちらから)

※この「ハンターミニミニ劇場」作品は、ハンターキャラクターを使ったお遊び企画です。
ここで追加された設定は正式なものとはなりません。

 


ハンターミニミニ劇場No.181
   「まだ早い」
作者 
マコト

嵐(44号)     「〜♪ やーっとじっくり読めるわ、有明の戦利品! 全く、こんな時期までズレこむ
            たーねー……。だがっ! 今日という今日は読みきるぜーっ!!」

自室へと抱え込む多量の”うすっぺらい”本。

嵐(44号)     「さぁってまずは……シソ×アヌラン本! 絵が上手いんだよねーこの人……ドキド
            キ」
伊奈(17号)    「嵐お姉ちゃん何読んでるのー?」
嵐(44号)     「ひぎっ!?」
りく(6号)      「こら伊奈ちゃん、勝手に出歩いちゃ……あれ、猫じゃないか。何読んでんだ?」
嵐(44号)     「うぐっ!?」
ジオーネ(20号) 「あるーはーれたひーのことー真冬以上のさーむさーがー♪ あ、ねここねこ! な
            ーに読んでんのさー?」
嵐(44号)     「ぶっ!」
華代         「りくちゃーん伊奈ちゃーん、何してるのー?」
嵐(44号)     「何かナチュラルにいるっ!!??」

ロリ集団大集合。


なずな(77号)   「あははは……そりゃ災難だー……」
嵐(44号)     「内容教えていーものかどーか迷うしさぁ、落ち着いて読めなくてさぁ……うう
            〜……」


ハンターミニミニ劇場No.182
   境地に至らず
作者 城弾

嵐(44号)    「やっと落ち着けるな。さて」
双葉(28号)   「ネコさん。なに読んでるの。見せて」
嵐(44号)    「あっ。こら。見るな」
双葉(28号)   「なに? これ? シソ×アヌラン…………いやぁ〜ん」
嵐(44号)    「逃げた…まったく。相変わらずのぶりっ子だわ。元・男だろうに…ああ」

 ポン

嵐(44号)    「元・男だからダメなのか」


ハンターミニミニ劇場No.183
   久米田先生の描く「96号」
作者 城弾

黒影(96号) 「僕ははここです。ここにいます」
いちご(1号) 「なにか聞こえたか?」
りく(6号)   「なにも」


ハンターミニミニ劇場No.184
   助け舟
作者 ELIZA

注:この話はハンターミニミニ劇場No.181「まだ早い」に直接続く話になります。

64号       「おーい、猫。例の『過激な店』から買って来たぞ。
           …お、なずなもいるのか。こっちがなずなの分な。」
嵐(44号)    「いつもありがとうな。」
なずな(77号)  「この姿だと買いに行けないので、本当に助かります。」


ハンターミニミニ劇場No.185
   妙案
作者 ELIZA

64号  「で、何を話してたんだ?」
2人   「かくかくしかじか。」
64号  「…なら、いいアイデアがある。」



ジオーネ(20号)  「いーるーだーさーん! おーしーえーてー!」
イルダ(49号)    「…『この前の有明の戦果』ですか? ずいぶん前の話ですよね?」
伊奈(17号)     「嵐お姉ちゃんもそう言ってたよ。」
イルダ(49号)    「これらは全て同人で書かれたTRPGですね。」
華代          「前に聞いたことがありますけど、『ルールのある大人用ごっこ遊び』ですね?」
ジオーネ(20号)  「…どんなのがあるの?」
イルダ(49号)    「例えばこれは『ハック&スラッシュ…」
伊奈(17号)     「それ知ってるー! 『シューティングゲーム人生』だよねー! 面白そうなんだよ
             ねー!」
華代          「そんなに面白いの、それ? じゃぁ今度みんなでやってみない?」
ジオーネ(20号)  「さんせーい!」
イルダ(49号)   (説明が大変になりそうですね…)



なずな(77号)    「…うまく誤魔化せてよかったですね。」
嵐(44号)      「やれやれ、これで大丈夫だな。」


ハンターミニミニ劇場No.186
   冬のイベント
作者 ELIZA

嵐(44号)     「やって来ました有明に! いざ出陣!」
64号        「今年は運がいいですよ。先頭集団に入れましたから。」
係員        「コスプレは決められた場所でお願いします!」
なずな(77号)  「え、あたしは違います〜!」
係員        「これはどう見てもなずなちゃんですよね? はい、そちらも! 『エマ』(注)の格好を
            してないで!」
イルダ(49号)  「何で私まで!?」

注:ジェーン・オースティン(ジェイン・オースティン)原作の小説のものです。


ハンターミニミニ劇場No.187
   守備範囲
作者 ELIZA

イルダ(49号)  「身分証を見せて、やっと解放されました。」
なずな(77号)  「開場前に戻って来れて、本当によかったです。」
64号        「ところで、皆さんそれぞれどこへ行くつもりですか?」
嵐(44号)     「ヒーロー物とシソ…やアヌランの同人誌が欲しいからAだな。」
なずな(77号)  「『OXキュア』が欲しいのでBですね。」
イルダ(49号)  「私はTRPGの同人誌があればいいので、Dに行きます。
            64号さんの『ムーンリットメイデンざくろ』がCなので、全員バラバラですね。」
64号        「師匠、僕はABCDの全部行きますよ。 このアタッシェケースと海外旅行用のスー
            ツケースは伊達じゃありません。」


ハンターミニミニ劇場No.188
   人それぞれ
作者 真城 悠

いちご(1号)   「44号が帰ってきたって?」
双葉(28号)   「ええ、いちごさんへのお土産もありますよ」
いちご(1号)   「おお、これだこれだ」
沢田(事務員)  「何を買ってもらったの?」
いちご(1号)   「うん。オレって西軍ファンなんで西軍本をな」
沢田&双葉    「…???せ、せいぐん?」
いちご(1号)   「ん?西軍しらんの?豊臣方(とよとみがた)だよ」
双葉(28号)   「もしかして「関が原の戦い」?」
いちご(1号)   「そーそー。大将の石田三成が人望が無い奴なんだけど、武将は魅力的なのが多
            いぜ。真田十勇士(さなだじゅうゆうし)とか知らないか?」
沢田(事務員)   「し、渋いなあ…」
五代(5号)     「あ、同人誌買ってきてくれたの?」
双葉(28号)    「五代さんは何が目当てなの?」
五代(5号)     「これだよこれ。定規とコンパスだけで角を三等分する方法が載ってる同人誌」
双葉&沢田    「…え?」
五代(5号)     「数学の同人誌だよ。あ、こっちは「球体の充填補充問題」の解決のヒントを見つけ
            たと自称してる同人誌だね」
沢田(事務員)   「きゅうたい…何ですって?」
五代(5号)     「『球体の充填補充問題』だよ。フェルマーの最終定理がこの間解決したみたいな
            んで、最古の問題の一つですよ」
双葉(28号)    「何のことやら分かりません」
目を回している双葉。


沢田(事務員)   「でも…そんな大発見が同人誌に載ってるんですか?」
五代(5号)     「でも、『ポアンカレ予想』の解決方法ってインターネットに発表されたのが最初だ
            よ?ありえない話じゃないって」
いちご(1号)    「ふ〜ん、何だか良く分からんけどマニアックな話だな」
五代(5号)     「ほら、こっちは面積を同じまま正四角形を円にする公式の本だよ。いかがわしいな
            あ」
双葉(28号)    「(ヒソヒソ声で)何がいかがわしいのかも全然分からないよぉ…」
 その後、こっそりその場を離れた沢田さんと双葉を尻目に目当ての本を読みふける1号と5号だった…。


(注:コンパスと定規だけで角を三等分出来ないことは既に証明されています。また、面積を同じまま正四角形を円にすることも出来ません)


ハンターミニミニ劇場No.189
   動物園
作者 からちゃん

園長      「お客様100万人目の来場者です、」
黒子(96号) 「今日は、目立ってる」
園長      「記念品と、1年間無料の入場券と、動物のぬいぐるみをさしあげるます」
黒子(96号) 「たまにはいいことがないと」


ハンターミニミニ劇場No.190
   デパート
作者 ふう

店長       「おめでとうございます、お客様は当店の10万人目の来店者です。」
四葉(48号)  「え?!」
店長       「記念品、各種サービス券と、動物のきぐるみを差し上げます」
四葉(48号)  「きぐるみ…………、なんでぇ〜〜〜〜」
嵐(44号)   「うーーん、残念、四葉ちゃんの前に入ればよかった」


ハンターミニミニ劇場No.191
   「もうすぐ聖夜」
作者 マコト

そにょ1
いちご(1号)   「そーいやもーすぐクリスマスかぁ。伊奈ちゃんは何か欲しいものとかあるの?」
伊奈(17号)   「さばいばるないふ!!」


燈子(10号)   「買うなよ? 買い与えるなよ? 絶 対 買 う な よ?
いちご(1号)   「いや……そもそも買ってやるとも何とも言ってないって……そのスタンロッド降ろし
           てくれ……」


そにょ2
モニカ(19号)   「そろそろクリスマスの道具を買い揃えませんと」
りく(6号)      「んあ? それ系ならうちの倉庫になかったか?」
モニカ(19号)   「あれは去年みぃちゃんの大暴れで全壊したのですわ……」
りく(6号)      「あーそーいえばそーだったな……(参照:クリスマスにて)」


石川(14号)    「というわけで特大のツリーを買ってきましたー」
ボス         「敷地よりでかいツリーをどこに飾れというのだっ!?」


そにょ3
双葉(28号)    「疾風ちゃんは何かクリスマスプレゼントとかほしくないの?」
疾風(居候)    「――欲しい”物”はないな、特に」


千景(居候)    「――お金で買えない”胸”がある……くすっ」
空奈(97号)    「千景。厳密には豊胸手術という手段があるわ」
千景(居候)    「そうね。そこまでしたいとは思わないでしょうけれど」


疾風(居候)    「――聞こえてるぞ……聞こえてるぞお前ら……(涙目)」


ハンターミニミニ劇場No.192
   食堂
作者 からちゃん

いちご(1号)   「今日の味噌汁は味が薄いね?」
双葉(28号)   「うん、薄いね」
なずな(77号)  「薄いです」
臼井(96号)   「薄い薄いと言うな、俺なんか影が薄いんだよ」


ハンターミニミニ劇場No.193
   食堂 その2
作者 ELIZA

ケイ(居候)     「そうだ、俺なんて頭が薄いんだ!」
なずな(77号)   「どうしたの!? ケイちゃん、その頭!」
ケイ(居候)     「…さっき伊奈の攻撃を避け損ねた。」
いちご(1号)    「…髪の毛だけで済んでよかったな。」


ハンターミニミニ劇場No.194
   食堂 その3
作者 ELIZA

双葉(28号)  「…そういえば、ケイちゃんがこの食堂に来るなんて珍しいね。」
ケイ(居候)   「さっき『これで髪を整えて』と二千円もらったんで、金銭的余裕ができたんだ。
          …10号には内緒だぞ?」
燈子(10号)  「ほう、何が内緒なのかな?
          …全部聞いていたぞ、ケイ。」
ケイ(居候)   「…文句はこの海藻サラダを食べ終わってから聞こう。」
臼井(96号)  (…うまいな。)


ハンターミニミニ劇場No.195
   物理的に不可能
作者 ELIZA

クーゴ(95号)  「はーやーてーさーん! まーってーくーださーい!」
疾風(居候)    「誰が待つか! …お、64号!」
64号        「どうした?」
疾風(居候)    「この枝道からクーゴが追って来る! 助けてくれ!」
64号        「よし。」

疾風が出てきた枝道に入り込み、大きく息を吸い込む64号。

クーゴ(95号)  「うっ…隙間がなくて通れない!」


ハンターミニミニ劇場No.196
   どこで変わった?
作者 ELIZA

疾風(居候)  「64号さん、ありがとうございます。
          …ところで、何をしていたのですか?」
64号       「新発売の『ウエストを引き締める下着』を履いて歩いていたんだ。
          …毎日六千歩は歩かないと効果がないらしい。」
疾風(居候)  「な…(『ウエストを引き締める』ということは、メリハリがつくということだよな…)
          64号、その下着、どこで売っているか教えてくれ!」


疾風(居候)  「すみません、履いて歩くと『ウエストを引き締める下着』を探しているのですが…」
店員       「お客様、ここは紳士用コーナーですので、あちらへどうぞ。」


疾風(居候)  「すみません、履いて歩くと『ウエストを引き締める下着』を探しているのですが…」
店員       「…こちらですね。履いて歩くと『ヒップアップする下着』です。」
疾風(居候)  (違う、アップしたいのはヒップじゃないんだ…)


ハンターミニミニ劇場No.197
   伊奈と遊ぼう
作者 からちゃん

いちご(1号)   「今日は、伊奈と何して遊ぼうか?」
伊奈(17号)   「わーい、今日はいちごお姉ちゃんと遊べる!じゃ、ナイフ投げがいい」
いちご(1号)   「ナイフ投げって?」
伊奈(17号)   「壁に人が立ってその周りにナイフを刺すの」
いちご(1号)   「他にはないの?」
伊奈(17号)   「手を机に置いて、ナイフで指と指の間、刺すの。歌を歌いながら素早くやるの」
いちご(1号)   「誰だ、危ない遊びを教えたのは?」
千景(居候)   (こそこそ)


ハンターミニミニ劇場No.198
   お茶会にさそわれて
作者 ふう

あんず(11号)      「あれ?、おーーい双葉ぁ」
双葉(28号)       「あ!、あんずじゃない、どうしたのこんなところで?」
あんず(11号)      「私、水野さんに呼ばれたの、お茶会に来てねって」
双葉(28号)       「私は、沢田さんに呼ばれたの?、何だろうね?」
…………
…………
事務室の前で、あんずと双葉
「「2人で一緒に入ろうか」」ガチャ「「おじゃましまーっす」」


四葉(48号)       「(///)ひゃ〜〜〜〜〜!」
あんず(11号)      「うわ!、びっくりした、・・・・・、きゃー♪、ねぇねぇ双葉、この子があの四葉ち
               ゃん!?」
双葉(28号)       「う、うんそうだけど・・・・・、今日は見事にお姫さましてるねぇ・・・」
沢田・水野(事務員)   「「いらっしゃい、待ってたのよ」」


あんず(11号)      「いいな、四葉ちゃんだけ可愛いかっこうして」
沢田・水野(事務員)   「「そお言うと思って、2人の分も用意してあるの♪」」
あんず・双葉       「「ほんと!!」」
沢田・水野(事務員)   「「はい、これ!」」
あんず・双葉       「「じゃあ着替えてきますね」」
…………
あんず・双葉       「「お待たせぇ」」


あんず(11号)      「では、改めて」
あんず・双葉       「「お招きありがとうございます♪」」
四葉(48号)       「(///)・・・う・う・・・・、先輩ぃ、なぜ今日に限って呼んだんですか?!」
水野(事務員)      「たまには、現役高校生もいれて優雅にお茶会って思ってね」
沢田(事務員)      「そうそう,それに四葉ちゃん、あんずちゃん、双葉、パッチリ決まってるわよ」
あんず・双葉       「「ありがとうございます(^^)」」
四葉(48号)       「(///)・・・・・」
こうして今日も、楽しいお茶会は過ぎていくのでした。


あんず(11号)      「今日は楽しかったね」
双葉(28号)        「だね(^^)」


ハンターミニミニ劇場No.199
   伊奈と散歩
作者 からちゃん

いちご(1号)   「伊奈今日は、お外の公園で遊ぶか?」
伊奈(17号)   「わーい今日も、いちごお姉ちゃんと遊べる」
いちご(1号)   「今日は、天気がいいな、紅葉がきれいだな」
伊奈(17号)   「わーいちごお姉ちゃん、あそこにあるキノコは、食べる事出来るよ」
いちご(1号)   「すごいね、伊奈、誰に教えてもらったの?」
伊奈(17号)   「うん、黒づくめのお兄ちゃんに教えてくれたの。その、お兄ちゃんが、さばいばるな
           いふ、1本でジャングルで、1週間すごせる方法教えてくれるの」
いちご(1号)   「それでか、伊奈に何をさせたいのか?」


ハンターミニミニ劇場No.200
   伊奈と買い物
作者 からちゃん

いちご(1号)   「伊奈、今日は買い物に行こうよ?」
伊奈(17号)   「わーいー、今日は、いちごお姉ちゃんとお買い物だ」
いちご(1号)   「伊奈に本を買ってあげる?」
伊奈(17号)   「わーいわーい、ナイフ・マガジン(下記注)がいい」
いちご(1号)   「それならいいよ」

いちご(1号)   「実物を欲しいと言われたら、燈子になにされるかわからない。後で考えると怖いな」

注:“モノ・マガジン”のワールドフォトプレスから刊行されています。


ハンターミニミニ劇場No.201
   伊奈の新しい趣味
作者 wing

いちご(1号)   「伊奈これは何?」
伊奈(17号)   「うーんとね、何とかイーグル(下記注)だよ」
いちご(1号)   (誰だ。伊奈にこんなものを渡したやつは)


燈子(10号)   「貴様らー!!」
千景(居候)   「ぎゃー」 
疾風(居候)   「何で俺までー?」

注:デザートイーグルのこと。どっかで千景が使っていた。


ハンターミニミニ劇場No.202
   クリスマスプレゼント
作者 からちゃん

いちご(1号)  「りくはこれでいいね」
双葉(28号)  「はい、じゃ、ケイはこの方がいいね」
いちご(1号)  「ケイは、ボスの許可下りれば後はよし」
燈子(10号)  「二人で何をしてるの?」
いちご(1号)  「クリスマスプレゼントの準備だよ」
いちご(1号)  「燈子、伊奈はこれでいいだろう?」
燈子(10号)  「方向オンチのやつに(※1)腕時計かこれならいいね」
いちご(1号)  「地図付き機能あるからいいね」
燈子(10号)  「(※2)地図の見方は,教えてるからいいよ」
いちご(1号)  「方向オンチだから、これで迷子にならないね」
燈子(10号)  「いや、違うな俺も、方向オンチのやつに(※1)腕時計をあげたけど、それでも、やつ
          は迷子になった。お前らが知ってるやつだ」
いちご(1号)  「う〜ん誰だろう?」

(※1 GPS機能付きの腕時計モニタ付き   ※2 町内地図案内板)


ハンターミニミニ劇場No.203
   クリスマスプレゼントAnother side
作者 yuk

ケイ(居候)   「クリスマスプレゼントって……俺らにか? 明らかにサンタ信じてる歳じゃないだろ。」
りく(6号)    「違うんだよ。この組織の習慣なんだが、俺達子供系は一日サンタを信じているふりを
          するんだ。」
ケイ(居候)   「なんでわざわざそんなことを……」
りく(6号)    「ほかのやつらがものをくれる代わりに俺らは夢をプレゼントする。ってことだ。」
ケイ(居候)   「なるほど。どっちかというとこっちの方が本物のサンタっぽいな。」
伊奈(17号)  「今年はサンタさん何くれるのかな〜♪」
りく(6号)    「まぁ、本気で信じてるのもいるにはいるんだけどな。」


ハンターミニミニ劇場No.204
   続・クリスマスプレゼント
作者 yuk

いちご(1号)  「……で、未来がこれ、睦美がこれでどうですか?」
ボス        「ん。よし経費で落とそう、ところであと一人は?」
いちご(1号)  「あと一人って?」
ボス        「華代。」
いちご(1号)  「それも!? っていうか経費で落ちるんですか!?」


ハンターミニミニ劇場No.205
   苦しみ増す?
作者 冥龍

クーゴ(95号)  「みなさん楽しそうですけど、どうしたんですか?」
いちご(1号)   「ああ、もうすぐ12月だからな」
クーゴ(95号)  「12月に何かありましたっけ?」
いちご(1号)   「25日だよ」
クーゴ(95号)  「25日? ん〜何かあったかな〜?」
いちご(1号)   「ク・リ・ス・マ・スだろ」
クーゴ(95号)  「クリスマス? 聞いたことないです。 僕は、おばあちゃんに言われて赤い服を着て
           白い袋を持って、町内中の家に侵入したことならあるんですけど」
いちご(1号)   「プレゼント貰ったことないの?」
クーゴ(95号)  「いえ、無いですけど?」
いちご(1号)   「そ、そうか(クーゴ…可哀そうな子!)」


ハンターミニミニ劇場No.206
   イベンターいちご
作者 からちゃん

双葉(28号)   「これの3枚がクリスマスパーティーの領収書で、こちらの3枚が忘年会の領収書で
           す、いちごさん」
いちご(1号)   「双葉もいそがしいのにこちらの仕事を、手伝いさせて」
双葉(28号)   「気にしなくていいです」
ヒイツ(15号)   「2人何をしてるんですか?」
いちご(1号)   「組織のクリスマスと、忘年会の経費を、出すための会計をしてるんだよ、うちの組
            織は、イベントに金は出すが、給料を上げて欲しいよ」
ヒイツ(15号)   「他の人は、やらないのですか?」
いちご(1号)   「他のやつがやると、暴走して、破壊するからボスがお前がやれと言われたからだ
            よ」
ヒイツ(15号)   「そんな人いるんですか」
燈子(10号)   「ハハッハクシュン〜」


ハンターミニミニ劇場No.207
   責任転嫁
作者 ELIZA

注:この話はハンターミニミニ劇場No.201「伊奈の新しい趣味」に続く話になります。
なお、デザートイーグルには(普通)32口径という小さい口径のものはありません。

千景(居候)   「落ち着いてください、燈子さん。私には力がないのでデザートイーグルは使いこなせ
          ません。」
疾風(居候)   「確かに、千景は普段32口径の銃しか使わないが…」
燈子(10号)  「ではいったい誰が…」

(燈子がいなくなったあとで)

疾風(居候)   「…千景が射撃場でデザートイーグルを試射したときに伊奈がやってきたんだよな?」
千景(居候)   「誤解しやすい発言だったかもしれないが、私は嘘をついていない。」


ハンターミニミニ劇場No.208
   マスターカーバー
作者 ELIZA

ケイ(居候)    「…よし、ローストビーフが焼けた! あとは切り分けるだけだな。」
伊奈(17号)   「伊奈がやる〜!」
ケイ(居候)    「大丈夫か? …まあ、やらせてみるか。」


伊奈(17号)   「はい、どうぞ!」
イルダ(49号)  「まあ、カービング(注)ですか。上手ですね。」
二岡(23号)   「…ナイフの扱いで伊奈ちゃんに敵う人はいませんね。」

注:食べる人の目の前で肉などを切り分けることをカービング、切り分ける人をカーバーと言います。


ハンターミニミニ劇場No.209
   血の滴るようなレア
作者 ELIZA

伊奈(17号)   「はい、どうぞ!」
空奈(97号)   「い、嫌…」
伊奈(17号)   「どうしたの?」
二岡(23号)   「…空奈ちゃん?」
黒子(96号)   「…軽いショック症状だ、落ち着かせて手当てをすればどうと言うことはない。」
二岡(23号)   「…大変だ、誰か救急車を!」
黒子(96号)   「無視された…」



イルダ(49号)   「ケイさん? いいですか?」
ケイ(居候)     「…今日はちゃんと真っ黒焦げにならない程度の火加減でしたよね?」
イルダ(49号)   「…その日のお客様のことも考えてください。」


ハンターミニミニ劇場No.210
   癒される
作者 からちゃん

いちご(1号)   「やっと寝た」
双葉(28号)   「ほんとに」
燈子(10号)   「お前ら何をしてる」
いちご・双葉   「静かにしてください、やっと伊奈を寝かしつけたんですよ、燈子さん」
燈子(10号)   「すまん、でも、伊奈の寝顔見ると癒される」
いちご(1号)   「寝顔は、天使みたいけど」
双葉(28号)   「わかります」
燈子(10号)   「起きてると時々、悪魔に見える時もある」
いちご(1号)   「伊奈は悪魔のような天使の笑顔も、見せることもあります」



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