西園寺家の門前に捨てられていた赤ん坊を、執事である養父が引き取り育てた青年。
厳しくも暖かい養父により、真っ直ぐに育った。
また執事のスキルは完璧に近い。
歳の近い良磨の遊び相手としてあてがわれ、幼馴染でもある。
ハンター能力を含め、超能力の類はないがボディガードとしての訓練を受けており、格闘能力は高い。
気を応用した技を使える。
普段は物静かで穏やかだが、美奈子に狼藉を働くものに対しては容赦なし。
自己代名詞は執事という商業がら誰に対しても腰が低く「私(わたし)」
他者に対してはどんな年下相手でも敬称。
可憐相手のときはさすがに砕けて「父さん」。
ただし西園寺家以外の人間がいるときは「可憐さん」
美奈子のことはお嬢様。
(ちなみに男時代は「お坊ちゃま」)
良磨に対しては忠誠心だったが、美奈子に対しては恋心に近い感情がある。
しかし美奈子と一緒になるということは、西園寺家の中核に入るということでありそれは諦めている。
だが美奈子のままでいて欲しいと願い、これだけは主の意に反している。
それゆえ元に戻るのだけはさり気なく妨害に入る。
登場エピソード
ハンターシリーズ142『君が主のごとく』

イラスト:高野透(旧名:ムクゲ)さん